東京女子力散歩。in KOBE

東京女子力散歩ですが、今回は私の帰省に合わせて、ぷらぷら神戸トアロードを散歩しました。

11月3日。

羽田空港第2ターミナル、58番ゲートから出発。

 

 

神戸っ子らしくベレー帽をかぶっております。うふふ。

 

 

とても青くて高い空!

トアロードを南に下ったところに、新しいホテルが建っていました。

青空に黄色い壁の色が映えていますね。

 

            (カンデオホテルズ神戸トアロード

 

 

ふだん横浜市に住んでいますが、同じ港町でも横浜と神戸では全く空気が違います。

神戸の秋の空気は、なぜか香ばしいのです。

遠くで誰かが焚き火をしているようなカラリと乾いた空気が、オフィース街を吹き抜けているのですが、これは山の「木の匂い」だと思います。

神戸の街は常に山から風、いわゆる「六甲おろし」が吹き降りてきていて、港が近いのに潮臭さがありません。

 

さて、トアロードで懐かしいお店の前を通りましたので、ご紹介します。

 

★ トアロードデリカテッセン

 

 

「神戸トアロードデリカテッセン」は1949年開業。今年70周年だそうです。

ハム、ソーセージなど、美味しいお惣菜を売るお店ですが、神戸人にとってはそれ以上のものです。

他県の人に「トアロードデリカテッセン」と言うときに、ちょっと胸を張ってしまう感じ。

村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』でも触れられていて、「やっぱり春樹さん、わかっていらっしゃる」と思う、そういう自慢のお店なんです。

お二階が喫茶ルームになっていて、春樹さんが書いているサンドイッチが食べられるのですが、それにイスズベーカリーのパンが使われているそうです。

イスズベーカリーも神戸人にとっては「ふるさと」のようなパン屋さんで、そういうコラボレーションも、神戸らしいなあと思います。

 

ちなみに、神戸はパンがとても美味しい街です。

100年を超す歴史のある老舗や、次々と生まれる新しいお店が味を競っているので、どこが美味しいかはそれぞれの好みなんですけれども、イスズベーカリーとドンクは別格だと思います。

イスズベーカリーは、多種多様な惣菜パン・菓子パンがどっさり並んでいて、ついついたくさん買ってしまう楽しいお店。

フランスパンが美味しいのはドンク。※個人の意見です。

友人はビゴさんの、ビゴの店を推しています。

フロインドリーブのハードトーストもはずせないですね。

 

★ トアロードといえば、マキシン

優雅な帽子専門店で、こちらも名前を言うときにチョット胸を反ってしまう、神戸人自慢のお店です。

美智子上皇后や雅子皇后にも帽子をお納めしていて、今回、御即位奉祝の意味合いもあるのでしょうか、雅子皇后のお写真とお帽子が飾られていました。

最近は帽子をかぶる習慣が廃れてしまい、日除けや防寒以外の帽子をかぶっているのは皇族や宮家の方々くらいになってしまいましたが、マキシンにはいつも、ステキな帽子がたくさんあって、目の保養になります。

オーダーメイドで、自分だけの帽子を作るのもいいですね!

 

 

 

 

★ トアロードの名前の由来

トアロードは、大丸神戸店の東角から北方向に「神戸倶楽部」(トアホテル跡地)まで伸びる南北の道のことです。

英語表記ではTOR ROADとなります。

なんとなく音から、トアとは「東亜」がもとになっていると思っていましたが、由来は一つではないんですね。

英語でtorとは、岩山とか小高い丘という意味があるそうで、読み方は「トー」もしくは「トール」。

イギリス屈指のパワースポット、「グラストンベリーのトール」のトールと同じです。

 

1908年(明治41年)、「トアロード」の北端(「神戸倶楽部」の場所)に、英・独・米・仏の人々の共同出資で「トアホテル」(1908~1950年)が開かれたのが、始まりではあるのですが、なぜ「tor」だったかというと、私の推理では、実際その場所が小高い山だったからだと思うのです。


神戸で有名な山といえば六甲山、摩耶山。その西に「布引の滝」で有名な布引山がありますが、「神戸倶楽部」のあるあたりは堂徳山(どうとくやま)ではないでしょうか? 

神戸の街自体が山肌に張り付くようにして存在しているので、山の名前など気にすることなく単に「やま」としか意識していませんが、地図をみると堂徳山(どうとくやま)という表記が見えます。

 

外国人たちは、小高い山に建てたホテルだから「tor hotel」と名付けたのでしょう。

そして、「トーホテル」が「トアホテル」になり、トアホテルへ行く道が、トアロードになったのではないかなと思います。

 

トアホテルって、ものすごい高級ホテルだったのだそうです。

今でいうところの、ザ・リッツ・カールトンみたいな感じだったかもしれません。

今その敷地は「一般社団法人神戸倶楽部」になっています。

現在の名称は神戸倶楽部ということですが、私世代の神戸人は、「外国人倶楽部」と呼んでいました。

調べると、関西在住の外国人らの交流を目的とした社交場で、150年の歴史があるとのことです。

 

1869年5月5日(明治2年3月24日)に、神戸外国人居留地に居留するアメリカ人とイギリス人が中心となって設立された社交クラブ、ユニオンクラブ(インターナショナルクラブ)を前身とする。アメリカ人とイギリス人以外にフランス人・イタリア人などの会員がいた。(wikipediaより)

 

私も、外国人主催のパーティーに参加する形で、何度が行ったことがありますが、トアホテルの建物を使っているわけではないので、当時を偲ぶことはできませんでした。

 

★ まとめ

今回、自由時間が少なかったので、あまりウロウロできませんでしたが、大好きなトアロードで「女子力散歩」ができて嬉しかったです。

神戸市もだんだんと人口が減ってきているようで、トアロードでさえいくつも貸店舗になっていました。

トアロードの東側に広がる北野町には、貿易商の外国人がたくさん住んでいたものですが、今は彼らも芦屋や大阪に移ってしまって、私が知っていた「北野」とか「神戸」はなくなっていきそうです。

いつまでもハイカラでオシャレな神戸であり続けるように、微力ながら私も何かしたいと思いつつ、帰途につきました。

 

 

 

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