本当に好きなことを仕事にしたいですか?

 

主婦起業が成功するか否かは「考え方」次第

 

「考え方」が起業家に向いている場合は成功します。

逆に、雇用者に向いている場合は、起業しないほうがいいかもしれません。

 

洋菓子店を開きたい主婦A子さんの場合

 

ケーキを焼くのが得意な女性A子さん(55才)が、洋菓子店を始めようと思っています。

しかし心の中で、「私のようなタダの主婦が焼いたケーキが売れるはずがない」と思ってもいます。

A子さんの自己認識が、「タダの主婦」のまま止まっていて、パティシエール(菓子職人)になっていないのです。

 

A子さんの「タダの主婦」という自己認識を変えるためには何が必要でしょうか?

A子さん自身は、ル・コルドン・ブルーのような有名製菓学校を出た人なら、パティシエールにもなれるし、お店を開くこともできると考えているようです。


でもご主人から、「もう、資格は取らなくてもいいんじゃないの?」と言われて、行動が止まってしまっています。

 

ご主人が、どのような理由で「資格は取らなくてもいいんじゃないの?」とおっしゃったかはわかりませんが、私も資格取得が必要だとは思いません。


A子さんに必要なのは有名製菓学校の卒業証明書ではなく、「私はプロのパティシエールだ」という自己認識だからです。

自己認識は、資格を取ったからといって持てるものではありません。

しかし自信がない人に限って、「まず、資格を取ってから」と言います。

 

すべての準備が整ってから症候群

 

医師や建築士のように、本当に資格が必要な職種もあります。

しかしそうでない職種の場合、「まず、資格を取ろう」と考えるのは、起業する現実を少しでも遅らせたいという、時間稼ぎです。

それを私は、すべての準備が整ってから症候群と名付けました。


洋菓子店を始めるのに製菓学校の卒業免状はいりません。


ただし、製造場所については「菓子製造業」の営業許可を取得する必要があります。

作り手としては「食品衛生責任者」もしくは「製菓衛生師免許」が必要です。念の為。

 

「すべての準備が整ってから症候群」とは、別の言い方をすると「臆病」です。

 

臆病な人の心の奥底にある本音

 

A子さんは、ケーキを焼く技術に自信がないから、起業に踏み出せないわけですが、人によっては、もう一つ、理由がある場合があります。

それは「好きなことを収入源にしたくない」という理由です。


「お金のブロック」と言われているものですね。

そういう人は、心の底で「ケーキを商品にしたくない」と思っているので、仕事にすることができません。

 

 

「事業を起こす行動」と、「収入を得る」ことが結びつかない人の特徴


  • 「雇用されて働く仕事でのみ、収入は得られる」という信念がある
  • 「私はタダの主婦だ。(社会に出てプロフェッショナルと呼ばれるレベルの仕事はできない)」と思い込んでいる
  • 「好きでしていることを労働にしたくない」と思っている。
  • 「労働とは苦しいものだ」という価値観がある
  • 「好きなことを、商品として扱いたくない」と思っている
  • 「何かを売って金を頂くことは卑しいことだ」という価値観がある


これらの信念や思い込み、価値観があると、仮に洋菓子店を開いてケーキが売れたとしても…

  • 「たまたま偶然売れただけ」
  • 「お金をもらえるほどの商品ではないのに、お金をもらってしまって困ったな」
  • 「ただで上げられたらいいのにな」

 

というように感じてしまって、プロとして考えることができません。

つまり、起業家として、やっていけないということです。

 

本当に好きなことを収入源にしたいですか? 

収入源にしたばかりに、好きなことを嫌いになってしまうかもしれませんよ。

起業したあとで、「好きなこと」だから収入源にできないという自分の気持ちに気づいてしまうかもしれませんよ。

 

ホントウの自分の気持ちは、なかなかわからないものです。

特に定年前後など、人生初体験で

  • 収入面で不安がある
  • 人生でやり残しがないようにしたい

など、いろいろな感情が同時に湧き上がってくると、混乱してしまいます。

 

そのあたりを峻別して、本心に気づけますように。

50代にとって遠回りする時間はもったいないです。

それに、後悔する生き方だけは避けたいですからね。

 

 

まとめ:プロの自覚について


プロか、アマチュアかの違いは、収入を得る覚悟があるか否かの違いです。

A子さんのように、自信がないだけなら自信をつけるようにすればいいのですが、「ケーキを商品にしたくない、お金を受け取りたくない」と思っているなら、プロにはなれません。


すごく当たり前のことで、誰もが他人事としてなら理解していることですが、自分のことになると急にわからなくなってしまうのです。

 

「私はプロだ。だから仕事に対しては、対価を頂く」と思って行動できることが、成功の秘訣です。

  • 駆け出しだから「タダで」とか・・・
  • 友達だから「タダで」とか・・・

など、言わないようにすることでプロになれます。

今はまだ自信がなくても、ぐっと我慢。

ぐっと我慢して対価を頂いてくださいね。

対価に見合うサービスをするなら、もらっても大丈夫です!

 

 

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