朝ドラから学ぶ。商売人の感性とは、「他人が必要としているものに気づくこと」 自分中心の人に商売はできません。

女性の社会進出を目論んでいる政府の意向なんでしょうか 🙂

ここのところNHKの朝ドラは、『あさが来た』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』と、女性起業家が主人公のストーリーが続いていますね。

私は、彼女たちからとても多くのものを学びました。

今日はそれをシェアします。

 

女性ならではの視点で起業し、成功した朝ドラの主人公たち

『あさが来た』は、江戸時代末から維新を経た明治時代を背景に、財閥のお嬢さんが婚家が倒産しないように新事業に邁進する話でした。

傾きかけたとはいえ、婚家は大阪で一二を争う両替商だったわけですし、実家も三井家ですから、お金も情報も一般人よりも手に入りやすかったでしょう。

そうして始めた事業は、「これからの日本のために絶対必要となる」炭鉱業でした。

 

『とと姉ちゃん』は、第二次世界大戦の後、一家を養うためには勤め人になるよりも起業して社長になることだと考えた女性の話でした。

モチーフとされた大橋鎮子さんは、戦中戦後と家庭教育が断絶した中、もの知らずの女性が多い状況を見て、「家政に関する知識を伝える雑誌なら売れるのではないか?」と女性誌の出版を始めたそうです。

 

現在放送中の『べっぴんさん』も時代は戦後。今で言う富豪のお嬢さんだった人たちが、戦争で家屋敷も財産も失って、生きていくために商売を始めた話です。

主人公たちは、たまたま洋裁や手芸の腕がプロ並みにあったのと、外国製の布や刺繍糸を疎開させていて無事だったのをアドバンテージとして、赤ちゃん用品を作って売ることにしました。

「お母さんたちは、自分のものは買わなくても赤ちゃんのものなら買う」という見込みがあったからです。

『べっぴんさん』のモデルは、神戸市に本店があるファミリアで、商売が始められたのは戦争が終わって3年後の1948年からだそうです。
品質の良い製品だったので瞬く間に事業は成長し、1960年、ときの皇太子妃がご出産になったおりには、皇室御用達ブランドとなりました。

 

私の母が神戸市内で子供用品を扱う店を始めたのは、1963年。

62年5月に私を出産した母は、赤ちゃん用の服といえばファミリアくらいしか売っておらず、普段着にするには高すぎると感じていました。
それで、市場の近くにあった実家の一角を改装して、普段使いの赤ちゃん用品を販売し始めたのです。

 

今無いもので、必要とされている物を売る

あささんは、富国強兵路線を取る明治政府にとって必要なエネルギー源を商うことにしました。

とと姉ちゃんは、自分と同じように知識が欠落している女性に、知識を雑誌にして売ることにしました。

べっぴんさんは、それまでになかったベビー用品と子供の服を売ることにしました。

私の母は、ファミリアでは扱っていない、赤ちゃんの普段着を売ることにしました。

 

好きなことを仕事にしたい女性は要注意

好きなことが、たまたま「今無いもので、必要とされている物」の場合は成功すると思います。

でも、あささんと違って最新の情報が手に入らない一般女性であるならば、もう散々女性誌などで取り上げられている手垢のついたことを「好き」になるのではないでしょうか?

私のような50才代の人は、頭の中がいまだにバブル期のままなので、ついつい「紅茶の入れ方」とか、「テーブルセッティング」とか、「フィニッシングスクール(女性のために、社交的なマナー、化粧、ウォーキングなどを教える学校)」などに心惹かれていたりします。

が、それを誰が習いたいでしょう?

もちろん自分自身も富豪の一人で、富豪のお友達がお客様になってくれるなら商売になるかもしれません。
でも、戦後ほどではないにしても不景気な世の中、「みんな生きるために必死なんや。そんな必要でないもん、誰も買わんで」と言われてしまうのがオチではないでしょうか?

 

起業で成功できる人、失敗する人

起業も商売ですから、「無いもので、みんなが欲しがるものを売る」のが成功の鉄則です。

  • 売れる物を見つけ出せる嗅覚や目があること。
  • まだ一般人が知らない情報を知りうる立場にあること。
  • 事業を始められるだけの、お金があること。

それには、上のような条件が必要です。

情報やお金は無いにしても、自分の「私はコレがしたい」という欲求から離れて、目の前の人の欲求に気づくことができれば、良いだろうと思います。

『あさが来た』と『べっぴんさん』は全話録画していますので、時々見返して、また学びをシェアしますね!

 

それにしても、やっぱり私の母は偉い 🙂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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主婦起業を応援する「起業専門タロット占い師」です。 忘れっぽくても目標を見失わない! 決意と行動をひも付ける手帳「nicca branding diary」も制作しています。